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りんご飴にパウダーをコーティングした最初の作品。
開業時はプレーンとシナモンの2商品展開だった。
実は現在のシナモンができるまでに2回の改良があった。
最初はシナモンパウダーをそのままコーティングしたキレのある味だったが、
人気がでるに伴ってもっと広く食べやすい味にしたいと思い、シナモンシュガーに改良した。
その後も研究は続き、違う味わいの砂糖をブレンドすることを思いついた。
シナモンが苦手な私でも美味しいと思える作品が仕上がった。
表面に粉をかけようというアイデアのきっかけは学生時代の先輩だ。
りんご飴の専門店を作りたいと話した時に
「面白いね!表面にシナモンかけたりね!」
と言ったのだ。ふとした日常の中に運命は転がっている。
先輩には特許取得の報告とお礼をかねて感謝の気持ちを伝えた。
先輩は覚えていなかった。
そういうもだ。人の人生に残る言葉は、発した方はだいたい覚えていない。


開業の1年前に試作したシナモン味(写真左)
当時はまだパウダーをうまくコーティングすることができていない
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